フラットベッドスキャナを初めて使ってみました。キャノンのCanoScan N1220Uです。1200dpiで原稿の取り込みが可能です。USBから電源供給されるので煩わしい電源ケーブルがありません。USBケーブル一本で接続が完了します。美しいです。
USBの規格を詳細に見たわけでは無いのですが、供給電圧は5Vで、ポートあたりに流せる電流は最大500mAのようです。最大消費電力が2.5W以下に押さえることの出来る周辺機器であれば、ACアダプタレスが可能です。このスキャナの最大消費電力はマニュアルを見ると2.5Wでした。徹底した低消費電力設計です。
早速、A4のカタログ(カラー)の取り込みをしてみました。
とりあえず、低解像度のつもりで、300dpiで取り込んでみましたがファイルサイズはJPEGで1.5MB程度になりました。TIFFだとなんと約25MBです。A4サイズのような大きい原稿では、300dpiは現実的ではありませんね。今回はいろいろ試した結果100dpiで取り込むのが良いようです。
フォーマットと解像度別のファイルサイズ(A4のカラーカタログを取り込み)
| フォーマット | 解像度(dpi) | ファイルサイズ |
| JPEG | 100 | 130KB |
| 300 | 1.5MB | |
| 600 | 2.7MB | |
| TIFF | 100 | 2.8MB |
| 300 | 24.9MB | |
| 600 | 99.7MB |
取り込み時のファイルフォーマットですが、100dpiであれば、JPEGよりもTIFFの方が良いです。JPEGは保存した時点で圧縮がかかり本当の意味でのスキャンしたしたデータとは異なっているからです。しかし、100dpiを越えるとファイルサイズが巨大になりますので、JPEGで保存するしかないです。
Webに掲載する場合はレタッチソフトを使用してTIFFから圧縮率の高いJPEGに変換する必要があります。
僕は1ファイル100kというのがダウンロードが快適に出来るファイルサイズの目安だと考えています。スキャナでもデジカメでもそうですが、ファイルサイズを気にしなければいくらでも高画質、高解像度で取り込むことは可能ですが、Web掲載を考えると落としどころが難しいです。
そういうこともあってかAdobeのPhotoShop5.5JにはWeb用に保存というモードがあり圧縮率を変えたJPEGやGIFが元画像と比較出来るようになっていて、適切なファイルサイズのものを選択出来ます。重宝しています。元画像のTIFFをJPEGに変換するときに圧縮率をいろいろと変えて比較した結果を以下に載せます。
Web用に最適化した画像の比較(ファイルフォーマットはJPEG)
| モード | ファイルサイズ | 画質 | Webへの適用 |
| 高画質(80) | 369KB | きれい(サンプル) | 画質はきれいだが、掲載するには重たすぎ。使用できない。 |
| 標準(40) | 112KB | ぱっと見はきれいだけど、ノイズが目立つ(サンプル) | 目的によるが、この程度が妥当なサイズ。 |
| 低画質(20) | 74KB | 汚い。字は確認できる(サンプル) | 画質は悪いが、目的によっては使える。 |
| 低画質(10) | 54KB | 汚いし字も読めない(サンプル) | 画質が悪すぎる。不適 |
Web掲載を前提とした場合はどうすればいいのか?一応まとめてみました。
ただ、僕も初めてなので他のサイトなんかを見て研究したいと思います。
保存したデータにアンシャープマスク等の処理をかけるとファイルサイズが大きくなるので注意しましょう。
雑誌の特集での評価は最高解像度での限界評価です。今回いろいろと試してみて一般的な使用方法とはずれがあることを痛感しました。