今月号のアサヒカメラを読んでいたら、ニコンの後藤哲朗マネージャーがインタビューの中でニコンの次期フラッグシップ機(F6)についてちょっと触れていました。そこで時期尚早かもしれませんがニコンの次期フラッグシップについての大胆予想です。その1ということで、デジカメ化も含めたコンセプトと発売時期について考えてみました。
F6は本当に発売されるのでしょうか。
僕は間違いなく出ると思っています。F以来の伝統を守るということではなく、F一桁のブランド価値が美味しいからです。売れるから出します。
F6のコンセプトは?
プロ向けというコンセプトは変わらないでしょう。ですが、報道向けはオールデジタル化されるはずですので、報道以外のプロとハイアマチュア向けという位置づけになると思います。これはアサヒカメラの中で後藤さんも言っていました。
今後デジタル写真の画質が飛躍的に向上し銀塩写真に肩を並べるレベルになれば、プロはすべてデジタルに移行するでしょう。これからのフラッグシップはいままで以上にアマチュアを意識した設計になってゆくと思います。
いつ出るのか?
一体いつ頃発売されるのでしょうか?
カメラの開発にどれくらい時間がかかるのかはわかりませんが、ニコンのフラッグシップ機の今までの製品サイクルを見てみると以下の通りです。
| モデル | 販売期間 | 製品サイクル |
| F | 1959-1974 | 12年 |
| F2 | 1971-1980 | 9年 |
| F3 | 1980-2000 | 8年 |
| F4 | 1988-1996 | 8年 |
| F5 | 1996-???? | ?年 |
販売期間は次世代機とオーバーラップしてますので、次世代機が発売されるまでの期間を製品サイクルとして年数で表しています。こうやってみると4で割り切れる数字が多いように思えませんか?4年は何を意味しているのでしょうか?そう夏季オリンピックです。オリンピックなどの世界的な大会は報道機材展のようなものです。メーカそこにターゲットを合わせて新機種を投入してきます。ニコンも例外ではありません。僕はF6の発表は2004年のアテネオリンピックの時であることはほぼ間違いないと思っています。あと4年の辛抱ですね。
F6はデジカメになる?
F6はデジタル化されてしまうのでしょうか?僕はそれはないと思っています。F6はアナログ専用機として登場するでしょう。
F一桁はプロ向けの位置づけではあるのですが、実際に購入する大部分はアマチュアです。F一桁とはいえ、実際のところ、アマチュアが受け入れてくれるかどうかが商売の鍵を握っているのです。
4年後に発売されるとして、アマチュアの場合、4年間ではデジタルカメラを受け入れる準備は出来ないと思います。デジタル化したら一番買ってくれるアマチュアから総スカンを食らう可能性があります。技術的に可能になったとしても、意識の改革には少々時間がかかりそうです。さらに、D1の存在があります。報道関係はすでにこのD1移行しつつあるようです。デジタル方面はまず、この「Dの一桁」に任せていくはずです。そして、Dシリーズのモデルチェンジはデジタル時代に見合ったかなり頻繁なサイクルになると思っています。
当面は(F7までは)デジタルのDシリーズとアナログのFシリーズの2本立てで進めていくのではないでしょうか?アマチュアがデジタルを受け入れる準備が整ったと判断出来たらFシリーズにまた一本化されるのではないでしょうか。そのときは銀塩写真はほぼ姿を消し、F一桁のデジタル専用機が誕生するでしょう。