米国で行われた,PMA2002トレードショーでニコンが新製品を発表しています.いろいろとあるのですが,camera! camera! camera!として黙っていられないのが,レンズです.今回は4本発表されていますが,単なるラインアップの追加ではなくニッコールの今後を暗示する興味深い内容となっています.
全体としては50mmを除いて,すべてGタイプのレンズです.Gタイプというのは,絞りリングがついていないレンズのことをいいます.(多分…)キャノンのEFレンズと同じですね.電気的な接続を持たない古いマニュアル機では絞りを設定できなくなりますので,このレンズは使えません.いままでは,しょぼい最普及クラスのレンズにちらほら見かけただけのGタイプでしたが,70-200mm F2.8という主力レンズがGタイプとなることでニコンがGタイプ化に本腰を入れだしたことがわかります.
VR(Vibration Reduction:手ぶれ防止機構)内蔵の70-200mmですが,ワイド側が80mm->70mmになっていて,明らかにキャノンの70-200mmを意識しています.こちらも手ぶれ防止機構を内蔵しています.VRは予想より速く展開されていきそうですね.キャノンの超望遠レンズはすでにほとんどが手ぶれ防止付きですので再来年のオリンピックを見据えて急ピッチでVRを展開していくつもりなのでしょう.
次に興味深いのは,24-85mm F3.5-4.5です.なんと,普及タイプのレンズにSWM(超音波モーター)が内蔵されました.これも今後の方向性を示す重要なポイントです.さらにEDレンズが使われています.実際の寸法がわかりませんのでなんとも言えないのですが,SWMを内蔵したことによってそんなに大型化していないようですね.単焦点レンズに展開されていくことも期待できます.
まとめるとニッコールの今後の展開は,以下の3点がポイントになります.
こうやってみると,キャノンってすごいですね.とっくの昔に(というより,EOS登場時から)実現していますからね.でも,マウントを変更しないでやっとここまで来たニコンはもっとすごいです.へへ:-)