ニコンから公式なフィルムカメラ縮小の公式アナウンスがありました.F6とFM10のみを残すというものです.またMF(マニュアルフォーカス)ニッコールも一部を残して販売終了です.ラインアップ見直しという歯切れの悪い表現を使っていますが事実上の撤退ということです.
FM10はコシナのOEMですから,実質ニコンではF6のみ生産を継続するということになります.MFのニッコールは残したラインアップに脈絡があまりないので,生産自体はすべて終了しているような気がします.
デジタルが全盛になりつつなるなかで,いまだMFレンズを販売していたこと自体がある種の奇跡だと思っていましたが,いよいよ来るときが来ました.お疲れさま.予想はしていましたが寂しいものがあります.持ってなかったけど自分がカメラに目覚めた小学生のころからのつきあいです.
最近の人はいきなりAFレンズから入るのでプラスティック製のAFレンズに違和感はあまりないのかもしれませんが,僕の場合,第一世代のAFレンズがあまりにもヘボく,MFレンズとの質感のギャップに腰を抜かしたというトラウマがあるので,AFレンズのプラスティックの外装を受け入れることが出来るようになったのはここ最近のことだったりします.
デジタルカメラだとその機動力を最大限に生かしたいこともありAFのズームニッコールを使うことが多くなってはいますが,相変わらずMFのニッコールを持ち出す機会は多いです.デジタル時代におすすめのMFニッコールは以下の4本.実際よく使っています.
広角系はやはり明るいレンズが独自色があっていいと思います.AFのニッコールにラインアップされていないものを使用して優越感に浸ろうというものです.不純な動機.これらのレンズも中古ならわりとリーズナブルです.
標準系は50mm F1.4にしようかと思いましたがデジタル時は75mm相当になりあまり使用しなくなりました.ちょっと長すぎます.よって機能面からマクロレンズをチョイスしてみました.マクロであれば75mmでもそれほど不自由はありません.
ズームレンズはやはり最近のものの方があらゆる面で優れているので対象から外しています.
また,いまとなっては叶わぬ夢になりますが,D200はマットだけでも交換式にして欲しかったです.MFニッコールがもっと生かせるようにマイクロプリズム系のマットが用意されたりしたら楽しかっただろうな.中級機はもっと趣味性に走っていいと思うのは自分だけでしょうか?