D200でMF(マニュアルフォーカス)レンズをたまに使っています.普段はやっぱりAF(オートフォーカス)のレンズが便利だけど,なんとなくユルリとしたい時に持ち出します.ただ,デジタルだと簡単に画像を等倍拡大出来てしまうのでフィルムの時よりもAFに要求される精度がずいぶんと上がっているし,D200はファインダー性能が良くなったとはいえMFレンズを最適な設計にはなっていないように思えるので(とはいえデジタル一眼の中では出色の出来)ピンぼけを量産しないためにはコツが必要です.僕が心がけていることを紹介します.
最近はAFの単焦点レンズ(たとえば35mmF2とか)を使って絞り開け気味で子供の撮影をすることが多いのですが開放でジャスピンっていうのはAFでもかなり厳しい条件です.MFで合わせるのが難しいことは推して知るべしでしょう.
自分の目っていうのは意外とあてにならないもので,どちらかというとフォーカスエイドの方が正確です.最低限フォーカスエイドのインジケータが点灯してからシャッターを切るようにしています.それでも開放だと合わないときは合わないけど.
D200のアイピースは視度補正が出来るになっていますが,-2dep.〜+1dep.とマイナス側が少々弱いので人によっては視度補正レンズを取り付ける必要があります.僕の場合はマイナス側に強めに補正されているのが好みなので-3dep.の視度補正レンズをつけています.
背景をぼかしたいといっても開放ではなく少しくらい(1段程度)絞ってあげるとかなり楽になります.また屋外スナップであればF5.6とかF8にするとかなり救えます.被写界深度を活かしたいです.
デジタルなので気持ちピントをずらしながら(フォーカスリングでやってもいいし身体を動かして被写体との距離を調節してもいい)何枚も撮るとかなり救えます.フォーカスエイドの合焦範囲にも少し”幅”があるので数枚は押さえるようにします.デジタルだから出来る撮り方です.
当たり前の話だけど最近忘れられがちなのがMFフォーカスでピントを合わせるにはそれなりに練習が必要だということです.AFのように楽ではないです.僕の場合はここ1〜2年で一気にハイテク化したわけですがそれ以前のクラシックな感覚を思い出しながら撮影するようにしています.
AFでも100%のジャスピン率なんてなかなか難しいのに,MFレンズでそのレベルを求めるのには無理があります.ピンぼけだからダメとするのではなく写真として成立しているかどうか?という点についておおらかに考える必要があります.デジタルだろうがフィルムだ ろうがその点は変わりません.写真にはピントや露出よりも重要なことがあります.
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MFのレンズ群は一線を退いたとはいえ,魅力的なレンズがまだまだたくさんあるので結構楽しめます.AF化でマウント変更しなかったニコンならではの楽しさと言えます.キャノンにはできません.うはは.