ニコンのD80が今日の15:00に発表されました.”じらし”広告ってなんだかイヤですね.今回思い知りました.なんだかよくわからないけどニコンらしくない気がする.
リーク情報でおおよそのことはわかっていましたがそれ以外で驚いたのは,
このクラスでファインダー性能を向上させるというのはマニアだけではなく一般の人もわりとファインダーの”見え”を気にしているということなのでしょうか.このクラスのカメラで数字では現れない人の感覚に依存するような部分に手を入れてきたことが驚きでした.ペンタックスあたりでは既にやられているけれども.
画像処理エンジンの新規開発.これは盲点でした.流れ的にはD2X/D200と共用してコストダウン図るのかと思っていましたが,考えてみればD2Xの発売から時間も経っているのでここらで一丁というのは十分あり得る話ですね.気合い入っています.
撮影枚数がD70sを上回るというのはにわかに信じがたいのですが,チップ自体が低電圧化されているのは間違いないでしょう.そう考えると一世代プロセスが進化していると考えるのが自然で90nmプロセスあたりで作られているのではないかと予想します.D70sまでは多分130nm世代.
90nm世代ともなるとLSIの開発費は天井知らずなのでD80に使うだけでは元がとれません.よって早々にこのチップを搭載したD200sっていうのを出してくると読んでいます.じゃないといつまでたってもコストが下がらない.
また,キャノンの例を見ているとフルサイズでもAPS-Cでも同じDIGICを使いまわしているので,D3系でフルサイズかされたとしてもこのチップを使ってくる可能性は十分あり得ます.まずは,D80で採用していろいろな問題をラッセルし最も完成度が上がった時点でD3系プロ機搭載でしょうか.プロ機は数が出ないので専用にLSI開発するとは思えないので.
ただ,画像処理エンジンなんかよりも液晶ディスプレイやCCDの方がカメラ全体に占める消費電力の割合が高いのではないかと思っていたのでCCD,液晶共に高画素化されているのに本当に同じような使い方をして撮影枚数が上回るのかなぁ.これはちょっと疑問が残るところです.公称値と実際の使用感でかなり差があるD200の二の舞にならなきゃいいけど.どなたかデジタル一眼の液晶ディスプレイとイメージャ(CCD,CMOS)と画像処理エンジンのおおよその消費電力比を知っている人がいたら教えてください.(条件によって変わるから難しいかも)
なにはともあれ,このカメラの全体の方向性としては渋くまとめていてとても好感がもてます.D70sの延長線上にある後継機ということになっていますが次世代の幕開けといった方がいいかもしれません.意外といろいろと手が入っていて羊の皮を被ったオオカミといったところでしょうか.デジタル一眼レフの標準機として高い基本性能を持ったモデルに仕上がっています.
D70sを売りに出してこっちに乗り換えるか?差額は約4万円くらいかな.うーむ.悩ましいですね.これだからデジタルは疲れます.